うつ病になったバリキャリ営業女子(※オタク)の憂鬱

仕事をバリバリこなし、順調にキャリアを重ね、休日は稼いだ金でオタクライフを大満喫していたバリキャリ営業女子だった私。そんなアラサー女がある日突然、うつ病診断を受けた話

うつ病で休職して約1ヵ月半が経った。

最終出勤日ハイ(?)でブログを立ち上げてから全く更新をしないという暴挙w

 

仕事が好きだし、精神的にもタフだと思ってた。

バリキャリ営業女子、そんな弱いはずがない。

それに私にはアイドルという絶対的趣味がある、オタクとして日々発散してる。

うつ病?私には関係ない。ちょっとコロナで疲れてるだけ。

少し休めば、すぐ元気になる。

・・・と思ってた。

 

 

はい。

しっかり私、うつ病だった。病気だった(真顔)

(正確には、私は【適応障害】【うつ状態】らしいが)

 

今ならしっかり自覚して言えよう。

休む前は気楽なもんだった。さあ休職期間だ!何しよっかな♪くらいの気持ちだった。

ただそれは、私にとってのドーピング剤「仕事」がある上でのアドレナリンによってもたらされていた高揚感だっただけで、休職期間に入り社会人として初めて手元から業務を失ってからの私は、地獄を見たのだ。

 

 

なんの意欲も湧かん。怖。

前回書いたやりたいことリストなんて手がつけられたもんじゃない。

時間は沢山あるのになんの意欲も湧かない。

日常を楽しむどころか今まで気にもしなかった些細なこと、上手くいかないことに対していちいち酷く落ち込む。

物事の悪いところばかり目に入る。

そして時間が無限にあるので、落ち込むと時間無制限でどこまでも落ち込む。

吐き気がすごい。頭痛もする。夜は眠れない。ずっと胸のあたりに不安がある。

今までは「仕事」があるので業務中、特に顧客対応中などはその瞬間は忘れるので落ち込みタイムに強制終了が掛かってたんだと自覚した。

しかしそれは根本的な解決にはなってなくて、まさにドーピングのようなもので、そうこうしてるうちに私の心をここまでおかしくしてたんだと、怖くなった。

 

私は自分に自信があった。

営業としてこの10年、どの会社のどの部署にいても高い成績を残してきた。

前回の転職活動は超余裕で、内定沢山貰ってこちらが上から条件交渉できたくらいだ。

だから最悪のケース、今の会社を辞めても就職できる会社なんて山ほどあると思ってた。

なのに、その自信さえも急速に失っていった。

実際、冷静に考えて再就職はどこかではできるだろうと思う。

でも、休職直後の私は自信を失い、「休職期間」が今後のキャリアの汚点になるのではという恐怖に襲われ、診断書を貰っても怖くて会社に提出することができなかった(もう休んでるのにw)

処方された抗うつ剤も、「これを飲んだら本当にうつ病になるのでは」と、なんと1ヵ月も恐怖で口にすることができなかった。お医者さんには飲んでると最初の頃は嘘までついた。(今は飲んでるよ)

 

そして、せっかく会社を休職したはずなのに、それらの不安からさらに悪化し、それを飲めば問題なく眠れていたはずの睡眠薬が徐々に効かなくなり、休職から2週間後に睡眠薬を強めることにさえなった。

 

 

休職から1ヵ月が経って体調も良くなってきた頃、人事との面談がセットされた。

体調的にもう復帰できるかなと思い、復職の方向で話そうと思っていたのに、面談日が近付くにつれてまた胸のあたりに不安の塊が出現してきた。

面談の結果としては「もう少し休んでは?」という提案を受け、休職期間を延長することになった。

良くなってきたはずの体調が、またその日を境に悪くなっていった。

 

 

そして、ついに・・・

わたし最大のアイデンティティである、オタク活動に対して心が疲弊を始める。

仕事もしてない、無限オタク活動やっほーーーーい!状態、オタクにとって人生最大のボーナスタイムのはずが、私の心は突然呟いた「疲れた」と。

そして私は、10年以上続けたTwitterアカウントから離れる決意をした。

 

それはまた、次回に。

うつ病になったので仕事を休むことになった。

ということで(?)、うつ病になったので仕事を休むことになった。

実質、明日から人生初のニート期間となった。

 

完全に体調を崩したしもうずっと前から辞めたかったので退職しようかと思ったが、こういう時は大きな決断はまあ待てと人事に諭され、休職となった。

まあでも実質、復職せず辞めることになるだろうから今日が最終出勤日のつもりで仕事を最後まできちんとこなした。

猛スピードで顧客の引継ぎをして、でも体調不良が理由なのできちんとした挨拶もできず、それは社内外ともにで。

誰にも挨拶せず、誰からも見送られず、ひっそりと仕事を終えた。

退勤時刻、彼氏からLINEで「お疲れ」とビールがギフトで送られてきて、「ああ、終わったのか」と実感したくらいには、仕事漬けだった私には想像しがたい最終日だったなと思う。

 

私にとっては休職は大きな意思決定で、社会人になって10年。今の会社に勤めて3年。

今日まで、全速力で走ってきた。

自分で言うのもあれだけど、仕事はできた方だ。

出世も早かったし、年収も年齢の割には貰ってると思う。

顧客からも上司からも同僚からも後輩からも、それなりに信頼されてたと思う。

私は仕事が好きだし、きちんと責任も誇りも持ってやってきた。

 

なのに、だ。

こうなるんだから、やるせない。悔しい。

こんなブログを書くくらいだから、本心は未練でいっぱいだ。

しかし一方で、自分の心と身体の限界は感じてた。

「休むべきだ」そう自分から思ったのは社会人生活10年間で初めてのことだった。

(これについてはまた後日書こう)

 

ただ、悔しさと情けなさが感情の半分だとすると、半分は安堵でもあった。

やっとこの苦痛から離れられる、その気持ちも本音だ。

そして「もっとこの仕事がやりたかった」という未練が半分で、「仕事辞めたら何ができるだろう?」というワクワクも実は半分。

これから予定では、2~3か月は休むつもりなので、完全ニートになると腹を括っている(笑)

こんなにも長い時間仕事から離れるのは社会人で初めてなので、純粋にそのまっさらな生活にワクワクしてる。

意外とやりたいことも沢山あって(どうやら私はうつ病ではない様子)、私には仕事だけしか人生にないと思ってたのは、意外と思い込みだったなと最終出勤から3時間後すでに思っている(笑)

 

やらなきゃいけないこともないし、やりたいことの進捗や、この仕事をしない期間の記録としてブログをはじめてみようと思う。

こんななんもしない時間、次はいつあるかわからないからな。

せっかくこんな、屈辱的な最後を味わったんだから、それでも手に入れたこの時間はせめても大事に過ごしたい。

ニートになるけど、ただのニートにはなりたくない。

 

 

◆やりたいこと

●ブログ

あばよくばアフィリエイトとかにも興味ある。

でもずっと仕事が忙しくて時間がなかった

●ダイエット

社会人になって25kg太った。。

でも食事や運動に気を使えるだけの時間も気持ちの余裕もなかった

●オタク関連グッズの片づけ

10代からアイドルオタク。前回の引越で収集したグッズだけで段ボール15箱もあったことが発覚。

断捨離しないとこれからずっとこれと一緒に引っ越すわけにはいかない。。でも時間がなくてできてなかった

●自己内省

今回体調を崩したのは、環境というより私の「考え方」によるものが大きいと認識している

認知行動療法?的な?治療なのかわからないけどその辺の勉強をしたい

●習慣化

とにかくズボラ。仕事以外の生活が地獄

正しい生活習慣と、心身共に健やかに過ごせる生活の仕組化と習慣化したい

●転職活動

せっかくだから違うキャリアも含め視野を広げてみたい

 

 

こんな感じかな。

また思いついたら書いてく感じで。

あまり完璧を求めないこと。(心療内科の先生に言われた)

 

明日から、この10年間で180度違う生活。

2~3か月、ゆっくり休んで、もともとの私のパワーを取り戻したいし、なんならパワーアップしたい!

あー今日は薬飲んでなくても眠気が来てるの幸せだな。

おやすみなさい。